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調査地域 全国
調査対象 20歳以上の男女個人
標本数 2000
抽出方法 層化二段無作為抽出法
調査時期 2006/5/11〜14（大相撲夏場所開催期間内）
有効回収数 1332
●＜好きなプロスポーツ調査＞
質問：あなたが好きなプロスポーツをいくつでも挙げて下さい
大相撲支持率21.2％（プロ野球53.7 プロサッカー23.6）
男性20代5.5％ 30代11.7％ 40代11.9％ 50代24.0％ 60代以上50.4％
女性20代2.4％ 30代 4.3％ 40代 5.9％ 50代13.2％ 60代以上26.3％
大相撲に興味のある国民は僅か５人に１人である
各所の大相撲予想ゲームの中心層である30代40代男性ですら10人に１人のマニアックさ
20代に至っては20人に１人の超ヲタクである
大相撲人気は「栃若時代」を“全盛期”とされるが
将に現在の相撲人気を何とか支えているのはその「栃若時代」に幼年期を過ごし
「栃若」のメンコで遊んだ60代以上、所謂、大相撲は“ジジイの娯楽”なのである
60代以上が持つ50.4と26.3の数字は数十年後にはほぼ消えてしまう数字です
私たちは、大相撲支持層の稀少な10代、20代男性、20〜40代女性の層を育てる
各所の大相撲予想ゲームを通して大相撲の面白さを伝道していく
という使命があるのではないでしょうか
●このデータを裏付けるデータとして視聴率も併せて掲載しておきます
5/21（日）千秋楽
16:00〜17:00の世帯視聴率（関東）5.5％
17:00〜18:00の世帯視聴率（関東）17.1％
同（関西）17.4 同（中京）19.0 同（福岡）20.1 同（北海道）18.4
と上記＜好きなプロスポーツ調査＞大相撲支持率21.2％に近い数字が並びます
ところが、
17:00〜18:00の個人視聴率（関東）
男女４〜12歳 0.1％未満
男女13〜19歳 0.1％未満
男性20〜34歳 1.5％ 男性35〜49歳 2.5％ 男性50歳以上 20.7％
女性20〜34歳 0.8％ 女性35〜49歳 1.2％ 女性50歳以上 14.5％
20歳未満で大相撲中継を観た人は1,000人中１人未満
20歳〜50歳未満で大相撲中継を観た人は100人中１人か２人
ということは
50歳未満にもかかわらず日曜夕方に「大相撲千秋楽」をＴＶで観戦している人などは
「あんた、頭おかしいんじゃないの？」と嘲笑されても仕方がない程の
奇人変人か、特別天然記念物か、というぐらい稀有な存在なのです
（因みに私は奇人でも変人でもなく一般人です。
何故なら今場所も大相撲中継は全く観ませんでしたから・笑）
ＴＶ視聴率は上記＜好きなプロスポーツ調査＞大相撲支持率よりも
一層シビアな結果が出ています
将にこれが大相撲の現実なのです
●＜好きな現役力士調査＞
質問：あなたが好きな現役力士を３人まで挙げて下さい
１．栃東16.4％
２．欧州16.3
３．青龍16.0
４．魁皇10.6
５．高盛10.2
６．大海8.1
７．白鵬7.8
８．光喜2.3
９．雅山2.2
10．出島1.1
11．旭鷲1.0
12．安馬0.9
13．稀勢0.7
14．把瑠0.6
15．黒海0.5
知らない・一人も浮かばない50.2％
栃東が国産横綱へ挑戦という時期もあって、それを応援したい国民心理を反映した結果となっている
大相撲ファン限定アンケート（国技館等で実施）では高盛・魁皇がもっと数字を延ばすのだが、一般国民の意識としては高盛・魁皇は実力の下降傾向に伴い順位も下げている
（高盛は昨年調査では１位、一昨年２位、魁皇は昨年２位）
青龍の16.0の数字は、「３人まで」という質問がミソで「１人だけ」の質問の場合はこれほど高い数値にはならない
「知らない・一人も浮かばない」が国民の過半数を占める現実、
これで国技などというのはとてもではないが恥ずかし過ぎる
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