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お待たせしました。番付予想家の間で難解との呼び声高い?11月場所の
番付予想大会,ただいま投票受付中です。
今回は,最大のポイントとなる三役増員が行われた場合,前頭8枚目以
下の配置が困難を極めます。下げ幅を抑えざるを得ない負け越し力士,大
幅に上げざるを得ない入幕力士の狭間で,7勝力士の据え置きや,2004年
1月場所で出現した見た目の番付上昇が起こる可能性があります。そこで
久々に特別編を併設開催し,9月場所で千秋楽に相次いで負け越した7勝
8敗力士6人の位置を予想していただくこととしました。
今年度のBMは参加者の獲得額が伸び悩んでいます。特別編の開催によ
り,2倍に増えたボーナス獲得チャンスを生かして,2006年度制覇へ向け
て勢いをつけていただければと思います。
まずは通常版から。繰り返しになりますが,三役増員の当事者,露鵬と
安美錦の配置が最大のポイントになります。2人とも上げるか,1人だけ
上げるか,両者とも筆頭に留めるか。前頭3枚目以内の二桁勝利で三役に
昇進出来なかった例は,1場所15日間制以後,昭和20年代,30年代に1例
ずつありますが,いずれも東3枚目10勝→東筆頭というもので,露鵬,安
美錦のいずれかが平幕に留まった場合でも,これまでで最も不幸な事例と
なります。
ここ数年関脇・小結の増員は極度に抑えられる傾向にあり,東筆頭とい
う「隙間」が気になりますが,さすがに今回は両者とも上げてくるんじゃ
ないでしょうか。
その他,三役増員の影響を受けるであろう旭鷲山と北桜,どこまで下げ
るかが難しい玉春日と若の里を選んでみました。
特別編は,9月場所千秋楽に多くの予想家を驚かせ,嘆かせた7勝力士
6人。前回の特別編で負け越し力士の番付上昇による「無効」を出してし
まった反省を生かし,今回は「1枚半」まで上昇予想できるよう選択肢を
設定しました。増員分より多く上昇する例はないだろうと調査した結果,
三役3人増員されながら,7勝で2枚(4人抜き)上がった例があるため,
半枚(1人)分拡げてあります。
今回の件については,代表的な過去例を2場所取り上げて,別記事で述
べたいと思います。
それでは,今回もよろしくお願いします。
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